私は、2016年4月に自費リハビリ(ボディケア・パーソナルトレーニング)施設をオープンさせました。
本記事ではその時の経験から「集客は急ぐべからず」というテーマでまとめました↓
主に「オープン前」と「オープン初月」の話です。
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オープン前の集客
まず、私がしたオープン前の主な集客は、
【見学会&オープンのチラシ(新聞折り込み)】くらいです。
詳しくは下記記事を参照ください↓
「オープン前見学会」の来店人数は2日間で52名でした。
「オープン直後4月」の来店人数は日にちごとにグラフにしました↓
※赤字は定休日
オープン初月(4月)の来店人数
オープン直前の当初の気持ちとしては、
「営業時間前から入口に並ぶのでは!?」(←以前勤めていた整形外科の日々のイメージ)
「混んできてもしっかり対応できるか不安」
そんな気持ちでした。
実際は・・・
当店朝7時オープンですが、営業時間前から並ぶということもなく
むしろ、営業時間になった後も静かで、自分自身で「本当にオープンしたのか・・・?」と思ってしまうほどでした。
「このままお客様は誰も来ないのでは・・・」とすごく不安でしたが、
営業開始から3時間経過後(朝10時過ぎ)にお客様が来店。
「とても嬉しい気持ち」とともに、一生懸命丁寧なサービスを心掛けたのを覚えています。
さて、本記事の本題の話をします↓
集客は急ぐべからず
「オープン祭」「オープン記念」というのは、特別な感覚であり、お客様も集まる。
そんなイメージになりがちですが、
「大手で既に信用がある」「繋がりがあり既に信用を得ている」というわけでもない
私のような弱小店では「それほど混むことはない」というのが現実だと思います。
現実は分かっていたとしても、「期待」はしてしまうものです。
期待を裏切られると、不安になります。
そんな方へ、この言葉「集客は急ぐべからず」です。
営業初日というのは、サービスの質は最も低い状態です。
「お客様への説明」・「サービスの流れ」などこれから少しずつ試行錯誤改善していく段階のはずです。
そしてお客様も初めての方ばかりなので、当店の利用の流れが当然分からない状態です。
「会計は利用前?利用後」「予約方法は?」「マシンの使い方は?」「荷物はどこに置けばいい?」
1人1人に細かい説明が必要になります。
つまり、スタッフもお客様も流れが身についていない状態なのです。
そんな状態で、例えば夢に描いていたように、
「オープン前からお客様が並ぶ」「激混み」「大盛況」だったとします。
上手く対応することができず、混んでいるので説明も簡単に済ませてしまい、
お客様はストレスを抱えてしまいます。
しっかりサービスできていればリピーターになっていただけたお客様も
失ってしまう可能性もあります。
そうならない為に、営業に慣れるまでは、お客様は少なくても良いのです。
1人1人丁寧に最大限のサービスを提供するようにします。
そうすると、サービスを受けたお客様が口コミで宣伝してくれます。
これらの繰り返しで少しずつ集客される形がむしろ良いと思います。
集客に焦らず、来店いただいた1人1人のお客様を丁寧に大切にしましょう。
オープン初月は、売上を上げたい気持ちは分かりますが、それよりも顧客満足度です!!
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