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理学療法士養成校生の睡眠について学年ごとに差はあるのか?【論文メモ】

更新日:

机で睡眠

「理学療法士の学生の睡眠」についてを調査した論文(R)があったので、読んでみました。

理学療法士の睡眠については、実習を中心に問題視されています。

この調査は、実習期間外の調査ですが、各学年での差を調査しています。

また、このような睡眠質問票があるということが勉強になったので、メモとして載せました。

 

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目的

理学療法士養成校における睡眠習慣について、学年間の差異について検討を行うこと

 

方法

対象:2018年4月に広島都市学園大学理学療法学専攻に在籍する学生263名

調査時期:実習期間・試験期間とは重ならない4月下旬、最近1ヵ月の睡眠について

ピッツバーグ睡眠質問票日本語版(PSQI-J):質問票へのリンク

各項目を0~3点で評価

質問項目

各設問0~3点で自己評価

合計得点(0~21点)が高いほど睡眠障害 ※6点以上で睡眠障害

・睡眠の質:睡眠全般的な主観的評価

・入眠時間:就床に入ってからの寝つきの良さ

・睡眠時間:総睡眠時間の長さ

・睡眠効率:就寝時間に対する実睡眠時間の割合

・睡眠困難:中途覚醒の程度

・眠剤の使用:薬の使用頻度

・日中覚醒困難:日中の眠気や抑うつ気分

 

 

結果

・1,2年生と比較して3,4年生では「入眠時間」「睡眠効率」「睡眠困難」の項目で悪化

・3・4年生においても「睡眠時間」の短縮は起こっていない

 

考察

臨床実習を経験した3,4年生の睡眠障害が起きていた理由をそれぞれ下記の様に述べています。

3年生:臨床実習が控えているという不安

4年生:実際の長期実習で短時間睡眠や睡眠-覚醒リズムの変化が自律神経系のバランスを乱し、交感神経活動優位による入眠困難

しかし、自律神経活動に関する検討を行っていないので今後の検討課題とする。

また、睡眠時間の短縮が起こっていない要因は

実習期間や試験期間と重ならないように実施しており、学生が睡眠時間を削って課題などを行う必要がなかったため

とのことです。

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