「PDCAサイクル」という言葉は聞いたことある方がほとんどかと思いますが、
どのような意味か説明できますか?
聞いたことはあるけど、イマイチ理解してない人も多いのではないでしょうか?
そこで今回は、今さら聞けない「PDCAサイクル」についてまとめます。
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PDCAサイクルとは
- Plan:計画
- Do:実行
- Check:評価
- Action:改善
PDCAとは上記の頭文字をとった言葉で、業務の効率化のために行われます。
「P → D → C → A → P …」と繰り返し行うことが重要であるため「PDCAサイクル」と呼ばれます。
日本では第二次世界大戦後、エドワーズ・デミングが講演したのを聞いて導入したとされています。
まずはそれぞれの解説をします。
Plan:計画
目標設定・計画を作成します。
目標を達成するために必要なタスクや行動量、期限などを整理し、スケジュールに落とし込みます。
下記を意識して目標設定することがポイントです。
・5W2H(誰が・いつ・どこで・何を・なぜ・どのように・いくらで)
・具体的な数値
※上記が明確だと以降のDo・Check・Actに活かしやすい
Do:実行
Plan(計画)を実行します。
ポイントはDo(実行)の内容を記録することを忘れないようにすることが大切です。
この記録がなければこの後のCheck・Actで苦労します。
良かった点や課題なども一緒に記録しておくと良いでしょう。
Check:評価
Plan(計画)に沿ってDo(実行)できているかを評価します。
Doで残した記録をもとに、課題などの要因を分析します。
Act:改善
※日本では、Aのみが名詞のActionといわます
Check(評価)を考慮して、
良かった点は継続して
悪かった点・課題はどのように改善すべきかを考えます。
これらから、次のPlan(計画)へと繋げます。
PDCAサイクルのポイント
目標達成のためだけではなく、結果を振り返り分析できるようにすること、
そしてそれを次に活かし、サイクルさせる(回す)ことが大切です。
スパイラルアップ
PDCAには、スパイラルアップ(spiral up)という概念があります。
1周目では上手くいかなくとも、サイクルを回し螺旋状に向上していくように徐々に良くなっていくという考え方です。
うまく回らない理由
計画を立て、実行する(Plan→Do)ことはできても、
そこから次に活かすためには、評価し改善しなければ次に活かされません(Check→Act→Plan)。
より良いものを目指すにはスパイラルアップする必要があります。
計画を立てる段階から(どの段階でも)それぞれの要素を考慮しておくことがポイントです。
参考:
https://ja.wikipedia.org/wiki/PDCAサイクル
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