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【基礎から学ぶ・骨粗鬆症】6:骨折の危険因子・骨折リスク評価ツール「FRAX」

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骨粗鬆症6骨折リスク

【骨粗鬆症】について基礎から学べるようにまとめていきます。

「概念・定義」「分類・原因」「疾学」「検査」「骨折の危険因子」「薬学」「栄養学」「予防」に分けてまとめます。

本記事は「骨折の危険因子」についてです。

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骨粗鬆症による骨折の「危険因子」

主要な因子は、「女性」「高齢」であるが、

以下にその他の危険因子について挙げます。

 

低骨密度

骨密度が1SD低いと、男女とも骨折リスクは1.5~2倍高まる

既存骨折

既存骨折があると骨折リスクは約2倍

※既存椎体骨折があると椎体骨折リスクは約4倍

 

喫煙

喫煙は1.3倍

 

飲酒

1日エタノール24~30g以上の飲酒は、1.4~1.7倍

 

ステロイド薬使用

約2.3倍

 

骨折家族歴

親の大腿骨近位部骨折歴があると約2.3倍

その他の骨折の家族歴は1.2~1.5倍

 

運動

活発な身体活動は、骨折リスクを20~40%(最大50%)抑制

体重・BMI

大腿骨近位部骨折はBMIが低いほど骨折リスク増加。(骨密度の影響関係なく)

骨密度を補正すると、その他の部位では、肥満になるほど骨折リスク増加。

やせは、下腿骨折の予防因子

肥満は、上腕骨折の危険因子

カルシウム摂取

カルシウム摂取量が少ないことは、低骨量の危険因子になる

(低骨量を介して骨折リスク増大すると考えられる)

※カルシウム摂取量を増やしても骨折の予防効果は小さい

 

WHO骨折リスク評価ツール「FRAX」

FRAX;Fracture Risk Assessment Tool(リンク)は、骨密度・危険因子によって、骨折リスクを評価するツールです。

個人の将来10年間の骨折発生確率(%)が算出できます。

 

治療開始基準としての応用

日本でのガイドラインとして下記事項が基準に加えられた。

骨密度がYAMの70%より大きく80%未満の場合に、

「FRAXの10年間の主要骨粗鬆症性骨折確率:15%以上

※この基準は75歳未満が対象

 

参考文献

http://www.josteo.com/ja/guideline/doc/15_1.pdf#search=%27%E9%AA%A8%E7%B2%97%E9%AC%86%E7%97%87+%E3%82%AC%E3%82%A4%E3%83%89%E3%83%A9%E3%82%A4%E3%83%B3%27

 

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