POT学生向け PTOT 学生向け

【基礎から学ぶ・骨粗鬆症】4:検査-骨密度評価について

更新日:

骨粗鬆症4検査 骨密度pptx

【骨粗鬆症】について基礎から学べるようにまとめていきます。

「概念・定義」「分類・原因」「疾学」「検査」「薬学」「栄養学」「予防」に分けてまとめます。

本記事は「検査-骨密度評価」についてです。

 

スポンサーリンク


 

骨評価法

まず評価を行うべき対象を下記にまとめます

・骨粗鬆症治療をおこなう可能性がある症例

・65歳以上の女性

・70歳以上の男性

・危険因子を有する65歳未満の閉経後から周閉経期の女性

・危険因子を有する50歳以上70歳未満の男性

※危険因子:過度のアルコール摂取、現在の喫煙、大腿骨近位部骨折の家族歴

・脆弱性骨折を有する症例

・低骨密度・骨量減少をきたす疾患に罹患、薬物投与されている成人

 

DXA法

DXA:dual-energyX-rayabsorptiometry

現在最も普及し汎用されている方法。

DXAによる骨密度測定は、面積骨密度であり、体積骨密度ではない。

そのため、ガイドラインにおいても推奨されている方法ではあるが、下記限界についての理解も必要。

※X線照射方向の厚みに影響を受ける

※骨棘や石灰化の影響を受ける

※明らかに骨密度が低下していると予想される患者の骨密度の結果が良いこともある

 

【測定部位】:腰椎L1~L4、大腿骨近位部(頚部、転子部、骨幹部の3領域)両者を測定することが望ましい

※両者の測定が困難な場合:非利き腕の前腕(橈骨1/3遠位部)で測定

 

【応用方法】下記方法などもあるが信頼性や有用性はまだ十分得られていない

HSA:Hip Structure Analysis

VFA:Vertebral Fracture Assessment

TBS:Trabecular Bone Score

 

 

RA法・MD法

RA:radiographic absorptiometry

※MD:microdensitometry 第2中手骨を用いるRAの一つ

X線フィルムの濃度定量法。

厚さの異なるアルミニウム板と手をレントゲン撮影して、骨画像の濃淡で骨密度を算出する方法。

簡便に測定でき骨粗鬆症の診断は可能だが、測定精度には問題があり、治療効果判定には適さない

 

 

QUS法

QUS:quantitative ultrasound

定量的超音波測定法。

通常は海綿骨の多い踵骨で測定。(脛骨や橈骨などで測定する装置も開発されている)

人間ドックや検診でスクリーニングとして汎用されるが、

誤差が大きく、温度の影響を受けるため確定診断には用いられない

 

参考文献

http://www.josteo.com/ja/guideline/doc/15_1.pdf

https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/56/2/56_56.124/_pdf/-char/ja

スポンサーリンク


-POT学生向け, PTOT, 学生向け

Copyright© 起業理学療法士の道 , 2019 All Rights Reserved Powered by STINGER.