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【基礎から学ぶ・骨粗鬆症】有病率や発生率はどれくらい?【3:疾学】

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骨粗鬆症3疾学

【骨粗鬆症】について基礎から学べるようにまとめていきます。

「概念・定義」「分類」「疾学」「検査」「薬学」「栄養学」「予防」に分けてまとめます。

本記事は「疾学」について、下記の内容をまとめています。

・有病率

・発生率

・自然経過

・骨折の発生率

 

 

骨粗鬆症の有病率

40歳以上の骨粗鬆症の有病率をまとめます。

腰椎:男3.4% 女19.2%

大腿骨頚部:男12.4% 女26.5%

 

40歳以上の骨粗鬆症の患者数の推定↓

腰椎:640万人(男80万人、女560万人)

大腿骨頚部:1,070万人(男260万人、女810万人)

腰椎 or 大腿骨頚部:1,280万人(男300万人、女980万人)

女性の年代別↓

50歳代:7%

60歳代:30%

70歳代:37%

80歳代:42%

有病率は、女性に多く、60歳代以降急激に増え3割~4割に及ぶ

 

骨粗鬆症の発生率

和歌山県山村・漁村地域1,683人の3年間の追跡調査による骨粗鬆症の発生率

腰椎:0.76%/年 (約13人)

大腿骨近位部:1.8%/年 (約30人)

1%程度の発生率があることから、現在、発生していなくても注意は必要であるといえる。

 

骨粗鬆症の自然経過

腰椎骨密度の各年代平均値(横断データ)と若年成人値との比較についてまとめます↓

・20~44歳まで:ほとんど変化ない

・45歳以降:低下が始まる

・70~74歳:74%

・80~84歳:69%

80歳代の平均値で、骨粗鬆症診断基準(YAM値:70%以下)に該当する

 

骨粗鬆症による骨折の発生率

2007年大腿骨近位部骨折:148,100人(男31,300人 女116,800人)

※5年ごとの5回の調査で近年の調査の方が増えている

※ヨーロッパ、米国、カナダなどでは減少している

 

 

まとめ

・骨粗鬆症の有病率は女性に多く、45歳以降増えはじめ、60歳代で急激に増え(3割)80歳代では4割以上になる

・骨粗鬆症の発生率は1%程度であることからも、特に40歳代以上の女性は定期的に検査を受けると良いと思われる。

・我が国における骨粗鬆症による骨折の発生率は、年々増加している(他国では減少)

 

 

参考文献

https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/56/2/56_56.116/_pdf/-char/ja

http://www.josteo.com/ja/guideline/doc/15_1.pdf#search=%27%E9%AA%A8%E7%B2%97%E9%AC%86%E7%97%87+WHO%27

https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics1964/42/6/42_6_596/_pdf

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