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【基礎から学ぶ・骨粗鬆症】どうしてなるの??【2:分類・原因】

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骨粗鬆症2

【骨粗鬆症】について基礎から学べるようにまとめていきます。

「概念・定義」「分類・原因」「疾学」「検査」「薬学」「栄養学」「予防」に分けてまとめます。

本記事は「分類・原因」についてです。

骨粗鬆症は大きく「続発性骨粗鬆症」と「原発性骨粗鬆症」に分けられます。

それぞれについて原因と共に説明します。

 
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1.続発性骨粗鬆症

他疾患や薬剤などに起因して発症するもの。

下記の原因に分けられます。

・内分泌性:副甲状腺機能亢進症、クッシング症候群、甲状腺機能亢進症、性腺機能不全

・栄養性:胃切除、神経性食欲不振症、吸収不良症候群、ビタミンC欠乏症、ビタミンA、D過剰

・薬物性:ステロイド薬、抗痙攣薬、ワーファリン、性ホルモン低下療法薬、SSRI、メトトレキサート、ヘパリン

・不動性:全身性、局所性(骨折後など)

・先天性:骨形成不全症、マルファン症候群

・その他:糖尿病、関節リウマチ、アルコール依存症、慢性腎臓病、慢性閉塞性肺疾患など

 

2.原発性骨粗鬆症

特に起因する他疾患などはなく、発症するもの。

骨粗鬆症の多くは原発性で下記のような原因があります。

・閉経(女性ホルモンの欠乏)

・老化

・生活習慣

・遺伝

それぞれについて解説します。

原発性骨粗鬆症

「性ホルモン低下」による骨粗鬆症

原発性骨粗鬆症の重要な原因に加齢に伴う女性ホルモン(エストロゲン)の低下がある。

※エストロゲンの作用:骨吸収抑制、骨質改善にも関わる

 

「老化」による骨粗鬆症

・SASP:老化した細胞はプロテアーゼを分泌

・酸化ストレス:酸素が活性化して体の細胞を傷つける

・腸管機能低下:ビタミンDへの反応性低下

・腎臓機能の低下:活性型ビタミンD産生の低下により、腸管からのカルシウムの吸収低下、血中ホモシステイン増加

※ホモシステインはコラーゲンの劣化(骨質低下)に関わる

・筋肉量の低下(サルコペニア):筋肉から分泌されるイリシンは骨芽細胞活性化、骨吸収抑制作用がある

 

「生活習慣」について

食事、運動、栄養(Ca、ビタミンD・B6・B12、葉酸、ビタミンK)、飲酒、喫煙などの生活習慣が要因となる。

 

「遺伝」について

大腿骨近位部骨折の家族歴は骨折リスクとなり、遺伝的素因が骨の脆弱性に影響を与えている。

 

 

参考文献

https://www.jstage.jst.go.jp/article/geriatrics/56/2/56_56.116/_pdf/-char/ja

http://www.josteo.com/ja/guideline/doc/15_1.pdf#search=%27%E9%AA%A8%E7%B2%97%E9%AC%86%E7%97%87+WHO%27

 

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