今日は、「メモ」についてです。
みなさんは、メモとっていますか?どのようにとっていますか?
私は、以前に記事にしている
「キャンパスノートでライフログ」という方法をとっています(過去記事)。
そして、今日は前田裕二さん著書の『メモの魔力』についてです。
メモをただの記録としてだけで終わらせない。
「記録」ではなく、「知的生産」のためにメモをとる
そんな思考(姿勢)が身に付きます。
今までの私のライフログでは、
「予定」・「実際の行動」・「学んだこと」・「心情」・「お金の動き」
といったことを意識して書いていましたが、
もっとグレードアップしたくて読んでみました。
今回、読んだ知識をどう活かすかを記しますので、
みなさんにも、参考になればと思います。
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前田裕二さんについて
最近、私は読書をする際、
著者がどのような人なのかを調べてから読むことが多くなりました。
(以前はまったく気にしてなかったのですが)
その人のイメージを自分の中に持っているか持っていないかでは、
読書した際の伝わり方(インパクト?)が全然違うことを感じます。
ということで、前田裕二さんについて簡単にご紹介します。
※引用:前田裕二 - Wikipedia
・1987年生まれ
・幼くして両親を亡くしており、人に頼らずにご飯を食べれるようになろうと小学生の頃からギターの弾き語りをしてお金を稼いでいた。
・早稲田大学政治経済学部卒
・SHOWROOM株式会社 代表取締役社長
・SHOWROOMは、プレイヤーが仮想のライブ空間で配信を行うサービス
・いつでもどこでもメモを欠かせない「メモ魔」として有名
・秋元康(音楽プロデューサー)、堀江貴文、西野亮廣(キングコング)、
見城徹(編集者・幻冬舎社長)などと交友
前田裕二さんについてはこちらの本を読むとよく分かります↓
メモの魔力(メリット)
5つのスキルが向上する
メモをとることで、下記5つのスキルが向上します。
1:知的生産性
(アイディアを生み出せるようになる)
2:情報獲得の伝導率
(情報を「素通り」しなくなる)
3:傾聴能力
(相手の「より深い話」を聞き出せる)
4:構造化能力
(話の骨組みがわかるようになる)
5:言語化能力
(曖昧な感覚や概念を言葉にできるようになる)
メモの魔力:方法
メモの魔力で紹介されている方法です。
ページ見開き4分割で使用します。
左ページに「標語(タイトル)」・「ファクト(事実)」
右ページに「抽象化」・「転用」です。
引用:【前田裕二】日常すべてがビジネスアイデアに変わる戦略的メモ術 | 境界線の越えかた | EL BORDE (エル・ボルデ) - デキるビジネスパーソンのためのWEBマガジン
➊まずは、生活していて、気になる事実を「ファクト」の欄にメモしまくります。
同時にタイトル・キーワードを「標語」の欄につけられればつけておきます。
そうすると、右側のページが空欄になります。
(人間の性質上、空欄があると埋めたくなるものだそうです。)
❷「ファクト」に対して、「What」・「Why」・「How」を中心に疑問を投げかけ「抽象化」します。
※What:現象を言語化:空から降る水➔雨
❸そこから自分のアクションに「転用」します。
※記事を読み進めると例を1つ載せています。
自己分析1000問
圧倒的な量の自己分析を行うことで、
・自分が何がしたいのか
・自分が何に熱量を抱くことができるのか
人生の軸・コンパスを見つけることができる。
自分のことをよく知らないまま生きており、
何がしたいか分からないという人には、
自己分析にとりかかるとヒントになるのだと思います!
※編集者の箕輪厚介さんが、
ツイッターでメモの魔力の「自己分析1000問」のPDFを無料公開しています↓↓
この自己分析には、見て頂くと分かるのですが、
現在の質問だけでなく、幼少期・小学校・中学校・高校・大学・20代などの
過去にも焦点を当てた質問があります。
そして、『高校で一番嬉しかったことは?』などの質問があり、
例えば、
ファクト:「勉強を教えて、友人の成績が上がったこと」
という答えから
抽象化:「(なぜそれが嬉しかったのか?)自分は勉強が教えることが好き」
転用:「塾をビジネスとして行う」
とこれからの行動の指針にまで発展させることができます!
終わりに:どう活かす?
私の基本は、「キャンパスノートにライフログ」です。
その基本の上、何を活かすか整理します。
・今までファクトは書いていた。
それに対して「抽象化」「転用」を意識して別色で書く
・別色の「抽象化」「転用」がちゃんと書かれているか注意する。
そうすることによってライフログの振り返りをする機会が増える。
・メモの量を増やす(情報獲得の伝導率を上げる)
・これらを実践することにより知的生産性や言語化能力を上げる
・自己分析により人生の軸を確認する
色々と得るものが多い本でした。みなさんも是非参考にしてみてください。
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