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【私の体験を記録No3】北海道胆振東部地震から1年【電気復旧後・被災地の様子】

投稿日:

大自然

2018年9月6日、北海道で初めて震度7を観測した「胆振東部地震」について、

当時の出来事を記録として残しておきます。

本記事は前回の記事の続き(電気復旧後)になります。

記録NO.1→【リンク

記録No.2→【リンク

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地震発生から1週間

およそ1日半の停電・ブラックアウトから電気が復旧して、いつもどおりの生活が戻りつつある。

戻っていないことは、

・当店(パーソナルトレーニング店)のお客様がまだ、地震の不安から

「少し落ち着いてから連絡します」と予約キャンセルのままの方が1・2割(10名)程いること

・スーパーの一部商品(牛乳・納豆・卵など)が不足していてお一人様1個の購入制限

(大家族でも1人1個までというのが大変だという様なクレームも多かったようです)

・防災グッズ(単1電池・ランタンなど)が売り切れ

私の地域ではこれくらい。

 

それでも1週間を過ぎて少しずつお客様はいつも通りの状況に。

近隣のお客様でも色々な地震発生時の話を聞く

・マンションでは停電と同時に断水も起き、近くの消防署で配水をしていて、

ポリタンクに入れマンションの5階の自宅に運んでいた。

それも、腰痛・股関節痛のあるお客様で、当店来店当初は杖をついて歩いていた方で、

「自分でもよく運べたと驚いている。火事場の馬鹿力だね。」と笑いながら話してくれていたが、

相当大変だったと思う。

・病院勤めの方では、病院では自家発電を使用して対処していたが、何十名も手術が延期になった。

・ちょうど道外に旅行に行ってて、帰ってこれなかった。

 

などと、自分の地域でも知らない所で色々な問題が生じていたということを知る。

 

特に、高齢者のみの世帯が、

高齢者の方自身が水を自宅に運ぶという問題は新聞記事にも取り上げられていた。

その記事では、札幌の高校生がSNSでその問題を拡散すると、

高齢者の多いマンションにすぐに集まり、

ポリタンクに水を汲み自宅まで届けるというボランティアをしていたとのことで。

SNSの有用性と高校生達を称えているものだった。

 

こういう災害時の情報伝達というのは、

おそらく各地域で自治体を中心に対策を考えなければならないのだと思う。

少なくとも高校生の情報伝達に負けている状態ではいけない。

私の地域でも「停電はしばらく続く」・「断水になる」など間違った情報が流れていたり

避難所の連絡が遅かったりといった、情報伝達には色々と問題がありそう。

 

 

お客様とも話していたが、今回のことで防災の意識が高まった。

我が家でも全く準備していない状態であったので、

経験とともに学んだことを活かして準備しなければならない。

そこで、今回、停電の状態で、防災グッズとして何があったら安心かを少しまとめてみる↓

・懐中電灯(1人1個)

・ランタン

・ラジオ

・予備の電池

・バケツ、ポリタンクなど水を溜められるもの

・車でスマホを充電できるアダプタ

・保存食・飲料

・汗拭きシート

・カセットコンロ(特にIHのキッチンの家は必需品)

このあたりが停電レベルの時にあると便利であると感じました。

そして、災害レベルが高い場合には、もっと色々な必要な物があると思うので、

防災意識を高く持ち、余裕を持って自分だけでなく周りを助けられるくらいにすべきだと学んだ。

 

地震発生から2週間:被災地の様子

OTの資格を持つ、妻が医療ボランティアチームに登録していて、

今回震度7を観測した被災地厚真町の避難所を

医者・看護師・理学療法士・作業療法士のチームを組んで出動。

(私は・・・送迎+様子見程度)

 

妻のボランティアからの体験としては、

・避難所の浴室で亡くなってしまった方がいて(詳しい原因は不明:転倒なのか、体調不良なのか・・・)浴室の簡易手すりの設置

・床から自分で起き上がれない方に対する簡易手すりや支えとなる台の設置

・浮腫予防マッサージ

・健康体操指導

などをチームで行ったとのこと。

 

手すりの設置などの環境整備は、自衛隊でも医師でもなく、

作業療法士ならではの専門性を活かした視点であり、

とても大きな力であったと思う。

実際、避難者の方にも「1人で床から立ち上がれるようになり、とても感謝していただけた。」とのこと。

 

私自身も避難所の様子を自分の目で見て来たのだが、

1週間以上生活している避難者の方は、とても疲れ切っている様子であった。

高齢者の方もそうだが、小さな子供達も元気な様子はなくなっていた。

実際、地震(土砂崩れ)による直接的な災害が原因でなく、

体調不良で亡くなった方も数名いらっしゃるので、

避難生活の在り方を整える(準備)ことも重要なことである。

私の地域では、空き部屋がたくさんあるマンションがある。

避難者を早急にそういった少しでも整った生活ができる場を、

早急に提供できることの対応が必要である。

(実際は、提供しているのだが・・・早急な対応とはいえない状況な感じがする)

 

そして、道外の青森や関西からも自衛隊部隊の援助がたくさん来ていた。

避難所の大部屋に仕切りを作って、少しでもプライベートルームを作っていたり、

炊事や配水、二次災害予防、

災害の対応のプロとして本当に頼りになる存在であるのだと思う。

 

(何の力も発揮できていない私が言うのはおこがましいことだが・・・)

ただ、自衛隊員の方が「イキイキとし過ぎている」との声を耳にした。

日頃の厳しい訓練を発揮できる場として、

やりがいを感じ仕事をしているのだと思うが・・・

 

暗い表情で、不安を煽ってしまうのももちろん違うが、

被災者の方とのギャップがあるのかもしれない。

ツライ気持ちに寄り添うことができると良いのだと思う。

 

そういった意味では、有名人の方が被災地に訪問し、

元気づけるというのは、凄いパワーになるだろう。

確か、今回も被災地の厚真町にEXILEのメンバーがドームでのコンサートの後に訪問している。

それぞれができることで力になること、で助け合える。

本当に大切なことであると思う。

 

終わりに

3記事にわたり私にしては珍しく長い文章になってしまいました。

にもかかわらず、最後まで読んでいただき有り難うございます。

この記事が何らかの形で、今後の防災の参考にでもなれば幸いです。

 

また、胆振東部地震で被害に遭われた皆様には心よりお見舞い申し上げます。

未だ厳しい生活をされている方、心が癒えず不安を抱えている方

たくさんの困難な状況が続いていることと思いますが

一日でも早く、落ち着いた笑顔のある生活に戻れることを心から願っております。

 

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