2019.7.10に出版された堀江貴文さんの本の紹介をします。
「ハッタリの流儀 ソーシャル時代の新貨幣である「影響力」と「信用」を集める方法」です。
この本は堀江さんのベストセラー本「多動力」の補足をしている印象でした。
多動力が気に入った人は、絶対に読むべき本です。
多動力:好きなことに行動しまくる(量)
ハッタリの流儀:行動の効果を上げる(質)
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ハッタリとは
まず、一般的な「ハッタリ」の意味をネットで調べました。
引用:https://www.weblio.jp/content/はったり
あまり良い意味ではないと感じるかもしれませんが・・・
本書で書かれている内容を下記の3つに分けて紹介していきます。
- なぜハッタリが必要なのか
- ハッタリの効果
- ハッタリの方法
なぜハッタリが必要なのか
これからの時代の仕事
遊びや趣味は仕事になる
自分が日々夢中になれる「遊び」を、少しずつでも見つけていこう。
みなさまは、今の仕事に楽しく、熱中していますか?
ツライ労働を続けますか?
これからの時代、好きを仕事にできて楽しめる時代です。
今まで と これからの時代の 仕事の価値 を下記にまとめます。
今まで:【役立つ・意味がある】価値が下がる(いわゆる労働)
これから:【面白い・心が動く】価値が上がり、重視される(アート・スポーツ・ゲームなど)
好きを仕事にして楽しむために、ハッタリが大切になります。
その理由は「ハッタリの効果」を学ぶとより深まりますので、説明します。
ハッタリの効果
本書で書かれている「ハッタリの効果」をまとめます。
・フォロワーが集まり、共感、信用が溜まる
・フォロワーに時間、お金を使ってもらえる
・フォロワーにとってほっとけない孫のようになる
このような効果があるため、
自分が遊びや趣味に没頭するだけで、フォロワーに支援してもらえるようになります。
この支援がなければ、遊びや趣味を仕事ととして成果をあげることはできません。
そのため、ハッタリが大切なのです。
では、ハッタリをかます方法や心構えを説明します。
ハッタリの方法
3つのPARTに分け解説します。
PART1:自分自身がハマる
・自分にハッタリをかまし、「根拠のない自信」を持つ
・一人黙々と何かにハマり、楽しむ
・好きなことに「損得抜きに」没頭する
はじめは周りにハッタリをかましても支援は得られないかと思います。
まずは、自分にハッタリをかまし、好きなことに没頭することが大事。
PART2:過程を発信する
「PART1:自分自身がハマる」の過程を発信し続け、周りを巻き込んでいきます。
いわゆる、ここが「ハッタリをかます」部分です。
発信のポイントを説明します。
・まず「これをやりたい」という旗を立てる
・結果ではなく、過程(挑戦する様・努力・成長の軌跡)を見せる、発信する
(挑戦の過程こそが一番のエンタメ、SNS、動画などの発信ツールを駆使する)
・思いを持って毎日発信する
・人間性をさらす
・自分の顔を売る
・夢を語る
この際の「ハッタリの心構え」として
本書で書かれているハッタリをかますために捨てるべき3つを紹介します。
- もっともらしい言葉
- 親の教え
- プライド
つまり、常識や世間の目、恥を捨てるということ。
世間一般の常識では、ハッタリにならない。
PART3:ハッタリをかました後は・・・後始末
本書では、ハッタリをかました後のすべき行動も解説されています。
・ハッタリをかました後は、必死に辻褄を合わせる
・走りながら学ぶ、見切り発車でやりながら考える
・パクる(この人いいなと思ったらじっくり観察してマネする)
・熱が込められれば、オリジナリティは自然とにじみ出る
ハッタリをかましただけでは意味がない。
そして、学んで十分に準備して『できる!』という状態を作ってから実行しても、
周りは魅了されない。しかも、遅い。
大きくハッタリをかまし、かましてしまったハッタリを実現するため、
本気で勝負をし続ける。
その「過程」こそが大切であって、人とお金を巻き込む
その他の内容
その他にも本書には下記の様な内容が勉強になります
・プレゼン方法(実例も交えて解説)
・努力について
本記事で解説した内容のまとめ
- 根拠のない自信を持って、好きなことに没頭する
- その過程を発信する(ハッタリをかます)
- ハッタリを実現するため、本気で勝負し続ける
表紙とは裏腹に、思った以上に真面目なことが書いてました。
堀江さんの本は、一般人からすると、ぶっ飛んだ発想に感じることが多いと思いますが、
その中でも現実的なことを言っており、すぐに実践できる話ばかりだと思います。
これからの時代に大切な行動の仕方として非常に参考になります。
非常に分かりやすく読みやすいので、私は2時間弱で読めました。
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